収集癖SSHK

数字で見る日本のネットニュース — 約330サイト・月5万本の見出しを集計する

収集癖は日本国内の約330サイトのRSS/Atomフィードを常時収集しています。直近30日間の記録を集計すると、ふだん個々の記事を読んでいるだけでは見えてこない、日本のネットニュース・まとめサイト全体の発信量やジャンル構成が具体的な数字として浮かび上がってきます。今回はこの30日間のデータをもとに、1日あたりの本数・ジャンル別の内訳・曜日ごとの偏りの3つを紹介します。

1日あたり約1,760本、実際に配信していたのは254サイト

直近30日間で収集した記事は52,877本、1日あたりに換算すると約1,760本になります。収集対象は約330サイトですが、この30日間で実際に1本以上の記事を配信したソースは254サイトでした。残りのサイトは更新頻度が低い、あるいは一時的に更新が止まっているサイトだと考えられます。約330サイトを巡回し続けても、実際に日々動いているのはその8割弱にあたる254サイトというのが、まず1つ目の実感値です。

ジャンル別では「まとめ系」が半数超

ジャンル別の本数を見ると、総合まとめが16,244本、雑談・ネタが12,238本で、この2ジャンルを合わせると28,482本、全体の約54%を占めています。以下、ニュース6,979本、ゲーム4,778本、生活4,639本、アニメ1,664本、IT1,444本、スポーツ1,251本、海外1,211本、アイドル1,012本、VTuber881本、エンタメ491本と続きます。ニュースジャンルは単独では6,979本と全体の1割強にとどまり、ゲームと生活がそれぞれ4,600〜4,800本台でほぼ横並びになっている点も目を引きます。特定サイトによる一次報道よりも、他サイトの話題を横断的に取り上げるまとめ系・雑談系サイトの発信量が多い、というのがこの30日間の内訳の特徴です。

曜日で変わる配信量 — 金曜がピーク、日曜が谷

曜日別に集計すると、最も本数が多かったのは金曜日の8,984本、最も少なかったのは日曜日の5,070本で、金曜は日曜の約1.8倍にあたります。月曜は5,734本とやや落ち着いた水準ですが、そこから火曜以降は週の後半にかけて徐々に本数が増えていき、金曜にピークを迎えたあと日曜にかけて再び落ち込む、という山なりの推移が見られました。

考察 — まとめ系の存在感と、週末に向かうリズム

この結果から、日本のネットニュース空間では、総合まとめ・雑談ネタ系のサイトが本数ベースで大きな比重を占めていることがうかがえます。まとめ系サイトは他サイトの話題を横断的に取り上げる性質上、本数が積み上がりやすい面もあると考えられます。また、週の前半は少なめで週末前にかけて本数が増え、休日である日曜に落ち着くというリズムは、平日に発生した出来事が週末前にまとめて取り上げられ、日曜は更新自体が減る、という配信側の傾向を反映しているのではないかと考えられます。

これだけの本数をすべて自分の目で追いかけるのは現実的ではありません。だからこそ、複数サイトが同時に取り上げている話題を横断的に集計するトレンドや、見出しの急上昇ワードを追う話題のワード、曜日・時間帯ごとの動きを可視化するヒートマップといった集計ページが役立ちます。気になるジャンルやキーワードがあれば検索から個別に探すこともできます。

収集癖では今後もこうした集計を定点観測として継続し、本数やジャンル構成、曜日ごとの傾向に大きな変化が見られた際には、あらためて数字とともに紹介していく予定です。

※数値は当サイトが独自に収集・集計したRSS見出しデータに基づきます(2026年7月上旬時点の集計)。

絞り込み

ジャンル
すべて一般生活ニュース芸能アニメ・漫画ゲームスポーツVTuberアイドルIT・ガジェット海外雑談
この条件で表示